[メイン] DIYUSI : x5 3d6 #1 (3D6) > 11[4,2,5] > 11 #2 (3D6) > 11[4,4,3] > 11 #3 (3D6) > 14[4,4,6] > 14 #4 (3D6) > 8[5,1,2] > 8 #5 (3D6) > 15[6,4,5] > 15
[メイン] 根津 次郎 :
[メイン] 根津 次郎 :
[メイン] 根津 次郎 :
[メイン] 根津 次郎 : 「─────ぶあっくしょんッッッ!!!!」
[メイン] 根津 次郎 : 真っ暗な中、少年の盛大なくしゃみが飛び交う。
[メイン] DIYUSI : 「………」ブルブルブル
[メイン]
根津 次郎 :
あークソさみ、と呟きながら身をガタガタと震わせ
真っ白な氷の結晶がちらほらと落ちて行く、12月の季節。
[メイン]
根津 次郎 :
いわゆる、リア充どもが、知りもしねぇ神様の誕生祝前夜を楽しむために
そこらへんに飾られてる、豪勢なイルミネーションを見ては
わ~!きれ~!とか、なんだとか色々ほざいて回ってるような、そんな季節。
[メイン] 根津 次郎 : 「くっそ!なんでこんな日に限って!」
[メイン]
DIYUSI :
今日は冷えるが彼女がそれを表情に出すことは無い…
いや、正確には表情筋が死んでるため余り顔色が変わらない
[メイン] 根津 次郎 : 明るめの茶髪と、青色の瞳の少年は、不貞腐れた表情をしながら─────
[メイン] 根津 次郎 : ─────棒状の赤いランプを手に、道路整備のアルバイトをしていた。
[メイン]
根津 次郎 :
「DIYUSIの頼みだから引き受けたけどよォ……
クソ寒すぎだろ!!」
[メイン] DIYUSI : 「この季節はね…」
[メイン]
根津 次郎 :
根津はというと、本来はカップルで楽しむこの日を
アルバイトの補欠ということで、DIYUSIに頼まれ
まぁ、これも体験か、ということで引き受けた経緯で、今こうしている。
[メイン] 根津 次郎 : 「DIYUSIはよく平気な顔してんな……慣れってやつか~?」
[メイン] DIYUSI : 「いや…全然…」
[メイン] 根津 次郎 : あーだりぃーと言いたげな顔で、赤いランプをゆらりゆらりと揺らしながら。
[メイン] DIYUSI : 寒い、そりゃこんな季節誰だって寒いが彼女は元から色白の為余計分かりにくい
[メイン] 根津 次郎 : 「じゃあもうこんな仕事やめよーぜー!」
[メイン] 根津 次郎 : 「ボイコットだボイコット!!」
[メイン] DIYUSI : 「何言ってんの…まだ始まって1時間ぐらいだよ」
[メイン]
根津 次郎 :
「だってよぉ!!体動かす仕事ならともかく……
ずっと突っ立ってるだけで何も面白くねぇし!!」
[メイン] 根津 次郎 : 「寒いし!!!!」
[メイン] DIYUSI : 「うん…」
[メイン] 根津 次郎 : 鼻水が垂れてきたのを、ずずっ、と吸いながら。
[メイン]
根津 次郎 :
だから俺は"平穏"は嫌いなんだ!
改めて思い知ったぜ、やっぱ俺は、"刺激"ある毎日じゃねぇと、全っ然満たされねェわ!!
[メイン] 根津 次郎 : はぁ~~~~~、と深い溜息を吐くと、そこへ真っ白な吐息が形として現れる。
[メイン]
根津 次郎 :
世知辛さで、俺のエネルギッシュさが、冷てェ夜空に逃げて行くようだぜ……。
なんて思いながらも。
[メイン] 根津 次郎 : 「なーーーんかおもしれー話ねーーのかよぉーー」
[メイン] 根津 次郎 : ぶんぶんと赤いランプを振っていると、遠くから、クリスマス前夜を楽しむ女子高生達の話し声が。
[メイン]
根津 次郎 :
ぴくりと小耳が動く。退屈過ぎる仕事なもんだから、普段は気にもしねぇ
知らねぇ奴らの話が、ほんのちっぽけでも刺激のように思え。
[メイン] 根津 次郎 : 「………あ?」
[メイン] 根津 次郎 : その耳に─────とある"都市伝説"が、刻まれる。
[メイン] :
[メイン] : その都市伝説とは、「真夜中の12時に渋谷のスクランブル交差点にいると、突然知らない相手から「通りゃんせの着信」が入ってきて、それに出ると「鳥居交差点」に連れて行かれてしまう」といった類いのものだ。
[メイン] :
[メイン] DIYUSI : 「……?どうしたの?」
[メイン] 根津 次郎 : 「……ん、ああいや……」
[メイン] 根津 次郎 : 「なんかよ、別に何の変哲も無ぇ怪談話が、面白く感じるほど暇で暇でな」
[メイン]
根津 次郎 :
「ヘッ、真夜中の12時に"通りゃんせの着信"が突然鳴ってよ
そんでそれに応じたら"鳥居交差点"へお出迎えされるんだとさ」
[メイン] 根津 次郎 : 「もうその都市伝説でもいいから、俺を解放してくれぇ~~!!って感じだ」
[メイン] DIYUSI : 「……そんな事願うもんじゃないよ」
[メイン] DIYUSI : そういう彼女の顔は、少し
[メイン] DIYUSI : 真剣そうに見えた
[メイン] 根津 次郎 : DIYUSIは相っ変わらず真面目だなぁ、なんてぼやいていると─────。
[メイン] : カチ。
[メイン] : カチ。
[メイン] : カチ。
[メイン] :
[メイン] : ─────時計の針は、てっぺんを差す。
[メイン] :
[メイン] : 『通りゃんせ 通りゃんせ』
[メイン] : 『ここはどこの 細道じゃ』
[メイン] : 『天神さまの 細道じゃ』
[メイン] : 『ちっと通して 下しゃんせ』
[メイン] :
[メイン] 根津 次郎 : 「─────は?」
[メイン] 根津 次郎 : 根津、そしてDIYUSIのポッケから、知らない音が流れる。
[メイン] DIYUSI : 「……」
[メイン] 根津 次郎 : 「なんだ?誰かのイタズラか?」
[メイン] 根津 次郎 : 困惑と、そして─────
[メイン] 根津 次郎 : ─────日常が解放される予感に対する、"期待"。
[メイン] 根津 次郎 : そんな感情が浮かぶ、少しにやついた表情で、自身の端末を手にする。
[メイン]
DIYUSI :
「まっ、待って…!」
嫌な予感、それを制止しようとしたが時すでに遅く…
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] : ザッ……
[メイン] : ザザザザ……
[メイン] : ザ、ザ、ザ……
[メイン] : ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
[メイン]
:
流れるは、この世のもので作られたとは思えないほどの不協和音。
音と呼んでいいものか、定かではない、不穏がそこに、概念として流れる。
[メイン] : そのノイズの中に─────。
[メイン] :
[メイン]
:
『行きはよいよい、帰りはこわい
こわいながらも通りゃんせ、通りゃんせ』
[メイン] :
[メイン] : 不思議と、その言葉がハッキリと聴こえ─────。
[メイン] : 視界は、暗くなる。
[メイン] : 暗くなる。
[メイン] : 暗くなる。暗くなる。暗くなる。
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] GM : あなた達はついに目を覚ます。ひどい頭痛を感じながら、今まで自分たちが何をしていたのかを必死に思い巡らすだろう。確か、自分たちは今まで渋谷にいたはずだ。端末を見ても圏外のようで、時計を見ても時間の進みが異常なまでに遅いことくらいしかわからない。
[メイン] GM : 生ぬるく湿った風が頬をくすぐる。見渡す限りに広がる緋色の重苦しい空の中央には、赤々と輝く真っ赤な満月が上っている。地平線には何棟ものビルが建ち並んでいるが、そのどれもに生活の証たる明かりが灯っている様子は見受けられない。満月の手前に焦点を合わせれば、とても大きな鳥居が構えられており、自分たちが今、鳥居の真下にいることが理解できる。
[メイン]
根津 次郎 :
むくりと、起き上がる。
そこは─────"赤"の世界。
[メイン]
DIYUSI :
「……っ!」
頭痛と共に目が覚める、ここは…
[メイン] 根津 次郎 : 虚ろな意識がまだ後ろ髪を引っ張りながらも。
[メイン] 根津 次郎 : 青い瞳に映る"赤"が─────根津の"好奇心"を、満たした。
[メイン] 根津 次郎 : 「……へへ、DIYUSIぃ~」
[メイン] 根津 次郎 : 「こりゃ~」
[メイン] 根津 次郎 : 「─────面白くなってきたなァ~?」
[メイン] DIYUSI : 「……」
[メイン] DIYUSI : ……ああ、まただ
[メイン] 根津 次郎 : にやりと笑いながら、自身の頭の後ろに腕を回す。
[メイン] DIYUSI : 巻き込まれた、何かに
[メイン]
根津 次郎 :
ああ、そうだよ。
これだよ、俺が求めていたのは。
[メイン] 根津 次郎 : こうじゃなきゃ、世の中はつまんねェんだよ!!!!
[メイン]
根津 次郎 :
「んで……おっとぉ、端末もお釈迦になっちまってるみてぇだな
そんで…… ……あーん?あれは……鳥居か?」
[メイン] DIYUSI : その態度は嬉しそうな根津とは対照的であった
[メイン] 根津 次郎 : 目を細め、自分達の眼前にある建物を見つめながら。
[メイン] DIYUSI : 「鳥居…うん、多分ここが…」
[メイン] GM : 鳥居をくぐるように伸びたかすれ気味の横断歩道は、鳥居の両側へ、どこか遠くまで伸びているようだ。
[メイン] GM : その場所があの都市伝説の「鳥居交差点」であるとわかった瞬間、あまりにも異様かつ、信じられない出来事の連続に強い恐怖とともにあなた達の精神がすり減ってしまうだろう。SANc(0/1d4)
[メイン] DIYUSI : CCB<=40 (1D100<=40) > 73 > 失敗
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=80 【SANチェック】 (1D100<=80) > 54 > 成功
[メイン] DIYUSI : 1d4 (1D4) > 4
[メイン] system : [ DIYUSI ] SAN : 40 → 36
[メイン] 根津 次郎 : 「……ん~~~……」
[メイン] 根津 次郎 : 顔色の悪いDIYUSIを見て、眉を顰めながら思案し。
[メイン]
根津 次郎 :
「……ほれ、あれだ、こういうのは俺に任せとけ
大丈夫だ、成せば大抵なんとかなっから!」
[メイン] 根津 次郎 : へへへ!と、根津なりに励ますように笑いながら。
[メイン] DIYUSI : 「……うん、分かった…」
[メイン] 根津 次郎 : 「アレだ、もしキッツいって思ったら、素直に言ってくれ」
[メイン]
根津 次郎 :
「俺は、別に俺が死ぬ分にはいいが
……まぁ、"ダチ"が死ぬのは、気分が悪ィからな」
[メイン] DIYUSI : 「ありがとう、でも」
[メイン] DIYUSI : 「私は大丈夫だから…」
[メイン] 根津 次郎 : 「……」
[メイン] 根津 次郎 : 無理をしているように思えながらも、ニッ、と笑い。
[メイン] 根津 次郎 : 「っしゃ、じゃあちゃちゃっと脱出してやろうぜ~?」
[メイン] 根津 次郎 : さーてと……と口にし。
[メイン] 根津 次郎 : 「周りは果てしねェ"赤の世界"、道標は……どこまでも続く鳥居しかねェ」
[メイン]
DIYUSI :
「うん、そうだね…」
そうだ、ここは何処ともわからぬ異世界
[メイン] DIYUSI : 長居してたら…
[メイン] DIYUSI : 何があるか、分からない
[メイン]
根津 次郎 :
「へへへ、いかにもここを通ってくださいって感じだな?
罠か?そうだとしても、面白いかもな!」
[メイン]
根津 次郎 :
根津 次郎は─────根っからの、"探索者"だ。
恐怖心よりも好奇心が勝る、"狂人"だ。
[メイン]
DIYUSI :
「も…もう少し慎重に行った方が…」
そうは言いながら根津について歩く
[メイン]
根津 次郎 :
そんじゃ、俺が先導すっから、とりあえず着いて来い!と言い
そのまま鳥居へと進んで行く。
[メイン]
根津 次郎 :
「わーってるわーってる!俺はいつ死んでもいいが
今すぐ死にてェってわけじゃねーからな!」
[メイン] 根津 次郎 : 心配、あんがとよ、と付け加えながら。
[メイン] 根津 次郎 : そんじゃ、DIYUSIの忠告通り……っと。
[メイン] 根津 次郎 : 鳥居を目星。
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 41 > 成功
[メイン] GM : 鳥居の中央部分に掲げられている額に、今まで見たことのないような何かの神話上の生物を象った彫り絵であることがわかる。どこか宇宙的な印象を受けるそれを見てしまった根津は、SANc(1/1d6)
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=80 【SANチェック】 (1D100<=80) > 43 > 成功
[メイン] system : [ 根津 次郎 ] SAN : 80 → 79
[メイン] GM : <クトゥルフ神話>を振れますね
[メイン] 根津 次郎 : 「……うっわ……なんだあれ……!?……やっべぇ」
[メイン] DIYUSI : 「どうしたの…?」
[メイン]
根津 次郎 :
CCB<=0 判定【クトゥルフ神話】
無駄振り (1D100) > 23
[メイン] 根津 次郎 : 「……ん、あ、ああいや……へへ、いかにもここは─────"非日常"だ、ってな」
[メイン]
根津 次郎 :
「……まぁ、慎重に進むにしても、だ……
アレだ、あんまジロジロ色んなところ見てると」
[メイン] DIYUSI : 「…だね」
[メイン] 根津 次郎 : 「─────飲み込まれるかもな」
[メイン] 根津 次郎 : ニヤリと笑いながらも、頬に冷や汗がつう、と落ちる。
[メイン] DIYUSI : 静かに、頷く
[メイン] GM : 根津はさらに、この鳥居の脚の根元には血に濡れたメモが貼り付けられていつことに気がつきます。
[メイン] 根津 次郎 : 「……ん……?なんだこれ?」
[メイン] 根津 次郎 : ベリッ!と剥がして読む。
[メイン] GM : 次のように書かれている。
[メイン] GM : 「子の骸を御主に捧げたまえ、さすればこの場所より解き放たれん。」
[メイン]
GM :
メモにはこの一文のほか、鳥居マークの下に赤いX印がなされているのが見て取れる。
メモの傍らにはさらに、とても鋭利な汚れのないナイフが転がっているのも見えるはずだ。
[メイン]
根津 次郎 :
「……ほーーん……?生贄の儀式ってとこか……?」
ちらりと、転がっているナイフを見て、それを拾いつつ。
[メイン] 根津 次郎 : 「ほれDIYUSI、なんか重要っぽそうなメモだ」
[メイン]
根津 次郎 :
ぴらぴらと、血塗られたメモを渡し。
俺はもう覚えたからいらね、と言う。
[メイン]
DIYUSI :
「わっ…とと…」
「…子の骸を御主に捧げたまえ、さすればこの場所より解き放たれん…」
[メイン] 根津 次郎 : 「へへ、分かりやすい脱出方法だ、俄然やる気湧いてきただろォ~?」
[メイン] 根津 次郎 : 「希望は捨てるにゃはえーってこった」
[メイン] 根津 次郎 : にしし!と、DIYUSIを励ますように笑いながら。
[メイン]
DIYUSI :
「……うん」
メモに書いてある事が比喩であればいいが…
[メイン] DIYUSI : 歩道の先に目星
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] DIYUSI : CCB<=90 警戒 (1D100<=90) > 84 > 成功
[メイン] GM : DIYUSIが歩道の先を見やったなら、歩行者用・車両用ともにランプが全て赤く輝いている信号機が目に入るだろう。
[メイン] DIYUSI : 「道路のランプが全部赤い…?」
[メイン] 根津 次郎 : 「通るな、ってか?」
[メイン] DIYUSI : 「そうかも…何か通れるようにする方法あるかな」
[メイン] 根津 次郎 : 「そうだなぁ……色々探してみっか」
[メイン] 根津 次郎 : 信号機目星可能か?
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 72 > 成功
[メイン] GM : 信号機の下に人影が見えますね
[メイン] 根津 次郎 : 「ん……?人か?」
[メイン] 根津 次郎 : 目を細めながら、その人影を見て。
[メイン] DIYUSI : 「私たち以外にも誰かが…?」
[メイン] 根津 次郎 : 「そうかもな!そんなら人手は多い方が、脱出方法探すのも捗るだろ!」
[メイン]
根津 次郎 :
手を大きく振りながら
お~~~~~~~~~~~~~~~い!!とデカい声で、その人影へ話しかける。
[メイン] DIYUSI : 蛍光棒を振り相手に自分の場所を知らせる
[メイン] GM : その声に驚いたのか、人影は信号機の後ろに隠れる。
[メイン] DIYUSI : 「……あれ?」
[メイン] 根津 次郎 : 「!? おいおいおい!!平気だ!!俺らは悪いもんじゃねぇ!!」
[メイン] 根津 次郎 : ←実際は怪盗、犯罪者、悪い奴。
[メイン] 根津 次郎 : 「DIYUSI!とりあえず……行くぞ!」
[メイン] 根津 次郎 : そのまま、信号機のもとへと走り出す。
[メイン] DIYUSI : コクリと頷き駆け寄る
[メイン] GM : 2人が信号機の近くに進むと、その人影の様相がわかる。
[メイン] 少女 : 赤い吊りスカートを身につけ、黄色い靴を履いた小さな少女のようだ。7歳くらいだろうか。
[メイン]
根津 次郎 :
ん……子どもじゃねぇか、しかもこんなところで?
こりゃ~怯えるわな!
[メイン] 少女 : 怯えたような表情をして2人を見ている。
[メイン]
DIYUSI :
「だ…大丈夫…?」
少女に話しかける
[メイン]
根津 次郎 :
「へへ!そう不安がるなって!兄ちゃん達は別に、お前を
どうこうしようってわけじゃねーし!」
[メイン] 少女 : 「なっ……あ、あの……っ! わたし、ひとりぼっちで、お母さんが居なくなっちゃって、それで、その……っ」
[メイン] 少女 : 少女は、必死にあなた達に訴えかける。孤独から来る恐怖に震え、涙目であなた達を警戒しているようだ。
[メイン]
根津 次郎 :
よっこらせ、と少女の視線に合わせるように屈みながら
安心させるように微笑む。
[メイン] DIYUSI : 「……」
[メイン] 根津 次郎 : 「まじかよ……!?そりゃあ大変だな!?」
[メイン] DIYUSI : 少女を、そっと抱き寄せる
[メイン] DIYUSI : 精神分析いい?
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] DIYUSI : CCB<=90 精神分析 (1D100<=90) > 22 > 成功
[メイン] DIYUSI : 「……大丈夫、大丈夫だよ」
[メイン] 少女 : 最初は震えていたが、次第にそれがおさまる。
[メイン] DIYUSI : 「……落ち着いた?」
[メイン] 少女 : DIYUSIの問いにコクリと頷く。
[メイン]
根津 次郎 :
ほ~?DIYUSIのヤツこそ、最初は不安がってたが……
こういう、やる時はやるんだな、さすがだぜ。
[メイン]
DIYUSI :
「ゆっくりでいいよ、何があったか、話してくれるかな?」
少女に優しく諭す
[メイン] 根津 次郎 : 「おう!まぁここで会ったのもなんかの縁かもしれねーしな!」
[メイン] 根津 次郎 : 頭の後ろに腕を回しながら、にしし!と笑い。
[メイン]
少女 :
「わ、わたしね……かごめ、籠女って言うの」
名を名乗ると、なにがあったかを語り始める。
[メイン] GM : 籠女、と名乗ったその少女は、どうやら母親とはぐれてしまったらしく、今は一人のようだ。詳しく話を聞けば、自分の持っていた子供用の端末から突然「通りゃんせ」が聞こえてきて、気がついたらこの場にいた、ということが窺えるだろう。
[メイン] 根津 次郎 : 「なるほどな……んじゃ、俺らと状況は一緒ってこった」
[メイン] 籠女 : 「お兄さんとお姉さんも、そうなの?」
[メイン] DIYUSI : 「うん、お姉ちゃん達もそれに巻き込まれたみたい」
[メイン] 根津 次郎 : いえーい!とピースサイン。
[メイン] 籠女 : それを聞くと途端に不安そうな顔になる。
[メイン] DIYUSI : 「大丈夫だよ…私達と一緒にここを出よう」
[メイン] DIYUSI : 少女に心配をかけないように
[メイン] 根津 次郎 : 「ああ、それに─────脱出の見立てはあるしな」
[メイン] 籠女 : 「でも…わたし、お母さんを見つけないと…」
[メイン] 根津 次郎 : 「平気だ!んじゃ、かごめの母ちゃんも探せばいいんだろ?」
[メイン] 根津 次郎 : な?とDIYUSIの方を向く。
[メイン] DIYUSI : 「うん、それにお母さんはお外で待ってるかもしれないし」
[メイン] 籠女 : 「ほんとう?」
[メイン]
根津 次郎 :
こうして子どもがいるってんなら、DIYUSIも怖がったままじゃいられねぇだろうし。
子どもが同行することで、行動範囲が狭まるデメリットよりも、仲間の決起に繋がる方が、メリットに感じられる。
[メイン] DIYUSI : 「うん、私達も探してあげるから…」
[メイン] DIYUSI : 手を差し伸べる
[メイン]
根津 次郎 :
「DIYUSIの姉ちゃんに存分に頼るといいぜ~?かごめ!
こいつはな~、道路整備の仕事やってる関係からか
人間観察とかが得意になってる面もあるからな!」
[メイン] 根津 次郎 : あ、俺は根津だ!気軽に根津って呼んでいいぜ!とはにかみつつ。
[メイン] 籠女 : 「わぁ…ありがとう!」
[メイン] DIYUSI : 私はDIYUSIと自己紹介も済ませる
[メイン] 籠女 : 緊張が解けたのかわずかに笑顔を見せる。
[メイン] 籠女 : 差し出されたDIYUSIの手を取り
[メイン]
根津 次郎 :
「へへ!悲しいよりも、楽しい方が、生きるのおもしれーからな!
ま、なるようになるって考えて、前向きに行こうぜ~!」
[メイン] 籠女 : 「よろしくね。根津お兄さん、DIYUSIお姉さん」
[メイン] DIYUSI : 「よろしく、籠女ちゃん」
[メイン]
根津 次郎 :
おう!と返事をし。
子守りはDIYUSIに任せ、上を見上げる。
[メイン]
根津 次郎 :
先程は遠くであったため、認識できなかったが
─────この信号機には、どうやら何かが書いてあるようだ。
[メイン] 根津 次郎 : さぁ、俺の好奇心を満たしてくれるもんは、あっかな~?
[メイン] 根津 次郎 : ニヤついた表情で、信号機をじっと見つめる。
[メイン] GM : その筐体のほとんどの場所には大量の御札が張り巡らされている事が分かるはずだ。歩行者用ランプの横の標識には、
[メイン] GM : 「逝きたくなけりゃ 赤の間に通りゃんせ」
[メイン] GM : と書かれている。御札のほうをよく見てみると、今まで見たことの無い、不気味な文様や記述が書き込まれており、ゾワゾワとこみ上げるような気持ち悪さが身体を襲うことだろう。そんな信号機を見てしまった根津はSANc(0/1d3)
[メイン] 根津 次郎 : 「─────はーん、ここでは……そういう"ルール"ってことか」
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=79 【SANチェック】 (1D100<=79) > 100 > 致命的失敗
[メイン] 根津 次郎 : おわァァアアア~~~~~~っ!!!
[メイン] 根津 次郎 : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] system : [ 根津 次郎 ] SAN : 79 → 76
[メイン] DIYUSI : ……SANだからセーフ!
[メイン]
根津 次郎 :
「……って、うっわ……!?」
思わず声に出る、大量に張り巡らされた御札に書かれてある─────得体のしれない、気持ちの悪い文字に。
[メイン] GM : <クトゥルフ神話>を振れますね
[メイン] 根津 次郎 : ない
[メイン]
根津 次郎 :
「……どうどう、落ち着け俺……ふぅ……
……うっし、DIYUSI、かごめ、この世界ではどうやら─────」
[メイン]
根津 次郎 :
「赤は、渡っていいみたいだぜぇ~?
へへ!なんだか悪いことしてるみたいで、逆に楽しいな!」
[メイン] DIYUSI : 「赤は通っていい…?普通と逆だね」
[メイン]
根津 次郎 :
緊張感も無く、へらへらと笑いながら。
─────試しに、自分から赤信号を渡ろうと、一歩踏み出す。
[メイン] DIYUSI : 籠女ちゃんを連れて行きながら続く
[メイン] 根津 次郎 : さぁ、どうなる。そう書いてあるんなら、いきなり罰は与えるはナシだろ?
[メイン] GM : <アイデア>を振って下さい
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=(16*5) 【アイデア】 (1D100<=80) > 47 > 成功
[メイン] DIYUSI : CCB<=75 (1D100<=75) > 26 > 成功
[メイン] GM : 鳥居をくぐって反対側に向かってある程度進むと、2人は背後に何か大きな気配を感じるはずだ。
[メイン] 根津 次郎 : ……………。
[メイン]
根津 次郎 :
……へ、へへ。おんもしれぇ。
……敵意とも、害意とも……殺意とも、分からねぇ。
[メイン] 根津 次郎 : ただただ、俺達の後ろに─────何かが、"いる"。
[メイン] 根津 次郎 : 怖いってか?あー、まぁな、怖いぜ?
[メイン]
DIYUSI :
「……」
何かある、でも焦らず、慎重に
[メイン] 根津 次郎 : でも振り返るんだな、これが。
[メイン] DIYUSI : ”振り返らない”
[メイン] 根津 次郎 : 俺、気になるから。へへ、好奇心旺盛だから。
[メイン] 根津 次郎 : ちらりと、後ろを振り返る。
[メイン] GM : 振り向けば、そこには先ほどまで鳥居の向こうにたたずんでいたはずの信号機が近くに居るではないか。物言わぬそれは、静かにあなた達のそばで微動だにせずたたずみ続けている。
[メイン] 根津 次郎 : ………へぇ、そう来るってか……。へぇ……!!
[メイン] 根津 次郎 : ……おんもしれぇぇえ~~……!!!たまんねぇ……!!
[メイン]
根津 次郎 :
何が起きてんのかわかんねぇこの感覚……へへへへ!!
これだから……"非日常"は、"楽しい"ぜ……!!!!
[メイン]
DIYUSI :
「……何かあった?」
とりあえず、”振り向いたらアウト”ではなくて良かった
[メイン] 根津 次郎 : 「……へへ、いんや、なんでもねーぜ」
[メイン] 根津 次郎 : DIYUSIだけならともかく、だ
[メイン] 根津 次郎 : かごめがいるってんなら、まぁ余計に不安を煽らせるこたぁねぇわな。
[メイン]
根津 次郎 :
俺、DIYUSI、かごめ、そしてそこに─────4人目が、いや……
4体目かぁ~?へへ、どっちでもいい、どうやらもう一匹、お客さんが
ご同行してるってだけだ。
[メイン]
根津 次郎 :
「ほれほれ、DIYUSIはしっかりとかごめと手を繋いで
真っ直ぐ"前"向いて歩きな」
[メイン] DIYUSI : 「……そうだね、わかった」
[メイン] 籠女 : 「……?」
[メイン] 根津 次郎 : そのまま、前へ、前へ、前へと進んで行く。
[メイン] 根津 次郎 : 「ほーれかごめ!母ちゃん探すんだろー!」
[メイン] 籠女 : 「う、うん!」
[メイン]
DIYUSI :
「大丈夫だよ、行こう」
根津の意図をそれとなく汲み取ってか、籠女を振り向かせないように進む
[メイン]
根津 次郎 :
先導は俺が行く、どんな罠があるかもしれねーしな
ここは男としても……あとは、俺の好奇心を満たすためにも
ぜってー譲れねー場所だ、へへ!
[メイン] GM : では前に進んだその時、
[メイン] GM : ザクッ!
[メイン] GM : あなた達の目の前に大きな槍が突き刺さってくる。
[メイン] DIYUSI : 「……!」
[メイン] 根津 次郎 : 「─────ッ……!!!」
[メイン] 籠女 : 籠女は驚いて、あなた達の後ろに隠れるだろう。
[メイン] 根津 次郎 : 大きく目を見開き、そこに突き刺さる"殺意"に、身構える。
[メイン] 籠女 : 「な、なに!?」
[メイン] 根津 次郎 : 「……おいおいおい、随分な歓迎だなオイ!!!」
[メイン] DIYUSI : 「……籠女ちゃんはそのまま後ろに!」
[メイン] 根津 次郎 : 「……DIYUSIもな!二人とも絶対に俺から離れんな!!」
[メイン] 根津 次郎 : そして─────槍が投げられた方角へ視線をすぐに移す。
[メイン] DIYUSI : 「……!」強くうなずく
[メイン] 籠女 : 「な、何かが来る……っ!こわい、こわいよっ!」
[メイン] 化け物 : 籠女が怖がりながら指を指した方向には、灰色がかった油っぽい不気味な肉塊、それはさながらヒキガエルのような様相の化け物が、桃色の口吻を何本もうごめかせながら近づいてきているのが分かる。
[メイン]
根津 次郎 :
かごめは頼んだぜ、DIYUSI!
こっからは、俺ん仕事だろ……!!
[メイン]
根津 次郎 :
「……っ………!!!……や、っべぇ………!!」
ごくり、と音を立てて生唾を飲み込む。
[メイン] 化け物 : 神話生物を目の前にしてしまったあなた達は、SANc(0/1d8)
[メイン] 根津 次郎 : 冷や汗がぞわりと、根津の背中を濡らす。
[メイン] DIYUSI : CCB<=36 (1D100<=36) > 14 > 成功
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=76 【SANチェック】 (1D100<=76) > 14 > スペシャル
[メイン] 化け物 : 化け物はあなた達を観察しているようだ。
[メイン] 根津 次郎 : 「…………」
[メイン] 根津 次郎 : とっさに、懐のダイナマイトを取り出そうとするも。
[メイン] DIYUSI : 化け物を見る、DIYUSIの表情が変わる
[メイン] 根津 次郎 : ……どうやら、あのデカブツは……すぐにでも俺達を殺そう、って腹でも無さそうだ。
[メイン] DIYUSI : 鋭く、”敵”を見る目
[メイン] 根津 次郎 : 「……へへ、んじゃあ……逃げるが勝ち、ってとこじゃね~?」
[メイン] 根津 次郎 : 怪盗の足舐めんなよ。マジで。
[メイン]
根津 次郎 :
俺一人だったら、アイツとドンパチやるのも面白そうだったんだが……。
かごめがいるってんなら、話は別オブ別だ。
[メイン]
DIYUSI :
「……うん、逃げよう」
根津の言葉を聞き、籠女を手を引き逃げる
[メイン]
根津 次郎 :
しんがりは俺が務めるぜぇ~?にしし!いっちばん死ぬかもしれねぇ位置だからな!
ああ刺激的だ!!
[メイン] 根津 次郎 : さぁて鬼さん!爆発音の鳴る方へっとぉ!!
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=95 判定【投擲】 (1D100<=95) > 51 > 成功
[メイン]
根津 次郎 :
懐から─────着火したダイナマイトを取り出し。
一瞬にしてそれを、横断歩道の横へと放り投げる。
[メイン] 根津 次郎 : そしてそれは─────爆発する。豪快な音と共に。
[メイン] 化け物 : 真横での爆発に表情は見えないが「なんだ!?(^^)なんだ!?(^^)」と困惑している。
[メイン] 根津 次郎 : その隙に、化け物の横を通り過ぎて行くように走り抜ける。
[メイン] DIYUSI : 根津に続く、籠女ちゃんを連れ
[メイン] 籠女 : DIYUSIに引っぱられるままに駆け抜ける。
[メイン] GM : あなた達が化け物の横を抜け、先に進むと、横断歩道にはポツポツと赤い斑点が落ちていることに気がつくはずだ。
[メイン] 根津 次郎 : 「…………あ……?」
[メイン] DIYUSI : 「………えっ」
[メイン] 根津 次郎 : ……これは……血か……?
[メイン] 根津 次郎 : 「……DIYUSI、ちっと用心な」
[メイン] 根津 次郎 : 先陣を切るように、その赤い斑点を追っていく。
[メイン] DIYUSI : 「……」コクリ
[メイン] GM : その斑点は進むにつれて数が増えて大きくなっていき、最終的には大きな血だまりへと繋がっていく。
[メイン] 根津 次郎 : ……こりゃまた、刺激的なこった。
[メイン] 根津 次郎 : "死"の匂いだ。
[メイン] DIYUSI : 何か…嫌な予感がする
[メイン] DIYUSI : 「籠女ちゃん、目を瞑ってて」
[メイン] 籠女 : 「え?…う、うん」
[メイン] 根津 次郎 : 「ああ、子どもにゃ……目の毒ってやつだ」
[メイン] 根津 次郎 : さぁて、何がある─────。
[メイン] DIYUSI : 見せられるわけがない…これが、もしも…
[メイン] 根津 次郎 : 周りを見渡しつつ、その大きな血だまりへと目をやる。
[メイン] GM : 血だまりの中央を見たあなたは、上半身の半分が抉れ、手足の骨が逆方向に折れ曲がり、
[メイン] GM : 悲壮な断末魔を上げているような表情で死に絶えている女性の骸が見られるはずだ。それが誰なのか、あなた達なら容易に察することができるはずである。そんな凄惨な現場を見てしまったあなたは、SANc(1/1d4+1)
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=76 【SANチェック】 (1D100<=76) > 42 > 成功
[メイン] system : [ 根津 次郎 ] SAN : 76 → 75
[メイン] DIYUSI : 籠女ちゃんのお守りで見てないって事でいい?
[メイン] GM : いいですよ
[メイン] DIYUSI : うわあり!
[メイン]
根津 次郎 :
「ぐッ…………こりゃあ……胸糞悪いな」
女性の骸の傍へとしゃがみ、眉間に皺を大きく寄せながら、それをじっと見る。
[メイン] 根津 次郎 : 「……DIYUSI!!……絶対にこっち見んなよ!」
[メイン]
DIYUSI :
「……」耳の方で指をクイッ、クイッっとやる、
何が見えたのか、籠女に悟らせないように聞くために
[メイン]
根津 次郎 :
背中越しに叫び─────。
……その死体が……思い浮かぶ、嫌な予感に当てはまらんことを祈りつつ。
[メイン] 根津 次郎 : ああ、それでいい、サンキューなDIYUSI。
[メイン] 根津 次郎 : ……さぁて……こういう、薄汚ェことは、俺みてぇな薄汚ェヤツの仕事だ。
[メイン] 根津 次郎 : 死体を目星
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 根津 次郎 : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 33 > 成功
[メイン] GM : 根津はその女性が臨月を迎えた妊婦であることがわかる。
[メイン] 根津 次郎 : 「……」
[メイン] 根津 次郎 : 「……へへ、ほーんと」
[メイン] 根津 次郎 : 「悪趣味なこった」
[メイン] 根津 次郎 : 「あのなぞなぞは……そういうことかよ」
[メイン] 根津 次郎 : ニヤリと笑いながらも、その表情は怒りが籠っていた。
[メイン] 根津 次郎 : ああいいぜ、とことん汚れてやるよ。
[メイン] 根津 次郎 : 手を合わせ、合掌した後に─────。
[メイン] 根津 次郎 : 引きちぎられた腹部へ、手を突っ込む。
[メイン]
根津 次郎 :
ぬめりと、まだ生暖かさを感じる。
……この真っ赤な肉がよ、数時間前にゃ、まだ生きてたんだろうよ。
[メイン]
根津 次郎 :
俺らのように、人間として、な。
……あーあ、こんなことしてたら、俺は地獄行き確定だな。
[メイン]
根津 次郎 :
あ?いやそもそも、元から怪盗業やってんだし
天国なんざ、ハナっから行ける望みないから、カンケーねーか、はは。
[メイン] 根津 次郎 : 「………はぁ」
[メイン] 根津 次郎 : 深い、溜息。
[メイン] 根津 次郎 : 哀しみの込められた、やるせない感情。
[メイン] 根津 次郎 : そして真っ赤に染まった手を抜き─────赤"子の骸"を取り出す。
[メイン] 根津 次郎 : 条件は、整っちまったな。こーんな形で。
[メイン]
根津 次郎 :
「……DIYUSI、ちょっとこっち、見んなよ、ぜってーに」
再度繰り返すように、少し声を荒げながら。
[メイン] 根津 次郎 : 「鳥居のとこ行って、んで……ずっと信号機の方見てろ」
[メイン]
DIYUSI :
「……」静かに、うなずく
見ないように、見せないよう聞かせないように努めていたが、聞こえてきた音でおおよその見当はついた
最悪の展開が
[メイン] DIYUSI : 信号機の方を見る
[メイン] GM : DIYUSIが信号機をよく見れば、いつの間にかランプが二つ消灯していることに気がつく。
[メイン] GM : その瞬間
[メイン] GM : ザクッ!ザクッ!
[メイン] GM : 目の前に2本の大きな槍が突き刺さってくる。
[メイン] DIYUSI : 「……」
[メイン] 化け物 : またあの化物が現れた。今度は2体。
[メイン] 籠女 : 「今の音、なに!?」
[メイン] DIYUSI : 「………」ああ…
[メイン] DIYUSI : この”力”は余り2人には見せたくなかったな
[メイン] DIYUSI : アドオン、オートモービルで籠女を保護
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] DIYUSI : CCB<=90 (1D100<=90) > 33 > 成功
[メイン] DIYUSI : 車の標識から車が出現し籠女を保護する
[メイン]
籠女 :
「え?え?」
突然の出来事に驚きを隠せない。
[メイン] DIYUSI : 「……」
[メイン] DIYUSI : そして
[メイン] DIYUSI : 敵を見据える
[メイン] DIYUSI :
[メイン] DIYUSI :
[メイン] DIYUSI : それは、童の夢の中
[メイン] DIYUSI : 使命を果たすために生まれ
[メイン] DIYUSI : そして…
[メイン] DIYUSI : 彼女は”答え”を示し…消えた…
[メイン] DIYUSI : …はずだった
[メイン] DIYUSI : 消えるはずの夢は
[メイン] DIYUSI : 現世に生まれ
[メイン] DIYUSI : そして…ここに…
[メイン] DIYUSI : ……
[メイン] DIYUSI : DIYUSIは
[メイン] DIYUSI : 生まれながらの”怪異”だった
[メイン] DIYUSI :
[メイン] DIYUSI : 「それがお前達のやり方か、下劣な悪意め」
[メイン] DIYUSI : 「使命の元に」
[メイン] DIYUSI : 「浄化を開始する」
[メイン] DIYUSI :
[メイン] GM : では戦闘ラウンドに入ります
[メイン]
GM :
1巡目
DIYUSIからどうぞ
[メイン] DIYUSI : 警備員で踏切アリ、化け物の足元にレール引いて電車で轢き殺す
[メイン]
GM :
電王かなにかでしょうか?
振って下さい
[メイン] DIYUSI : CCB<=90 踏切アリ (1D100<=90) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] GM : クリなので2体とも攻撃可能です
[メイン] DIYUSI : !
[メイン] GM : ダメージは1d6+10d6で
[メイン] DIYUSI : 1d6+10d6 (1D6+10D6) > 2[2]+29[2,1,6,1,4,3,2,5,4,1] > 31
[メイン] DIYUSI : カンカンカンカンカンカン
[メイン] DIYUSI : 踏切は鳴り
[メイン] DIYUSI : 悪意を閉じ込め
[メイン] DIYUSI : 引き潰す
[メイン]
DIYUSI :
グ
シ
ャ
ァ
[メイン] 化け物 : とっさにもう一体の方に隠れるも、
[メイン] 化け物(1) : 耐えられることなく絶命し
[メイン] 化け物 : 隠れた方も大ダメージを負う
[メイン] 化け物 : ボロボロになるが立ち上がる
[メイン] 化け物 : 攻撃してきた相手に、明確に殺意を向ける
[メイン] GM : ではムンビ
[メイン] 化け物 : sCCB<=20 (1D100<=20) > 34 > 失敗
[メイン] 化け物 : 🌈
[メイン] DIYUSI : 🌈
[メイン] 化け物 : 槍を投げようと構えるがポロリと手の中から槍を落としてしまう
[メイン]
GM :
2巡目
DIYUSIからどうぞ
[メイン] DIYUSI : もう一度、電車は二度引く
[メイン] DIYUSI : CCB<=90 踏切アリ (1D100<=90) > 49 > 成功
[メイン] GM : ダメージは1d6+10d2で
[メイン] DIYUSI : 1d6+10d2 (1D6+10D2) > 1[1]+15[1,1,2,1,2,2,1,2,1,2] > 16
[メイン] DIYUSI : 敵を捕らえ、決して逃がしはしない
[メイン] 化け物 : 落とした槍を拾い、応戦しようとするが、その前に電車に轢かれ絶命する
[メイン] GM : 戦闘終了
[メイン] DIYUSI : 「……」
[メイン] DIYUSI : そのまま、オートモービルで保護した彼女を先に送り
[メイン] DIYUSI : 彼女もまた根津の元に…
[メイン] DIYUSI :
[メイン] 根津 次郎 :
[メイン]
根津 次郎 :
"処理"を終えたDIYUSIの元へ、真っ赤な両腕と、その上に乗っかる
一つの"生き物"であった肉塊が目に映るであろう、根津の姿が。
[メイン]
根津 次郎 :
「……そっちで何やったかは、まぁ、今は聞かないでおくわ
本来の俺なら気になって仕方ねーってんだろうが……
今は、気分じゃねぇしな」
[メイン] DIYUSI : 「……ありがとう、根津」
[メイン]
根津 次郎 :
つーか、見るなっつったのに。
……まぁでも、"慣れてる"みてぇだしな、DIYUSIも。
なら、俺からは何も言うことは、ねぇわな。
[メイン] 根津 次郎 : 「へっ、そりゃあこっちのセリフだ」
[メイン] 根津 次郎 : 「かごめのこと、守ってくれてサンキューな」
[メイン]
根津 次郎 :
「……ま、なんだ……探し人に関しちゃ……
"どうにもならなかった"が……」
[メイン] DIYUSI : 「……、」守ってくれてありがとうの言葉を聞いて、少しはにかんだ様子でもじもじする
[メイン] 根津 次郎 : 若干の不貞腐れた表情になりながら。
[メイン] 根津 次郎 : DIYUSIのその表情を見て、フッ、と笑う。
[メイン] 根津 次郎 : 「……お互い、生きて帰れそうだし、それだけで大儲けだな」
[メイン] DIYUSI : 「……だね」
[メイン] 根津 次郎 : ニッ、と片方の口角を上げつつ。
[メイン] 根津 次郎 : 「んじゃ……退屈な日常へ、帰ろうぜ」
[メイン] 根津 次郎 : 鳥居へと足を運び、そして─────。
[メイン] 根津 次郎 : 肉塊を、捧げる。
[メイン] DIYUSI : 「帰ろう、皆で…」
[メイン] GM : 胎児の死体を鳥居の下に安置したならば、むくむくとそれは少しずつ膨張していくだろう。
[メイン] 根津 次郎 : ……チッ、最後まで悍ましいな、どこまで胸糞悪いんだ。
[メイン] 根津 次郎 : 苦虫を嚙み潰したような表情で、それを見届ける。
[メイン] GM : 腐って破れやすくなった皮膚ゆえに、すぐ勢いよく胎児が破裂する。
[メイン] GM : しぶきや肉片は鳥居に吸い込まれ、そこから強くまばゆい光があなた達を包み込むだろう。
[メイン]
根津 次郎 :
「─────安らかに、眠りな」
静かに、低い声でそうぼやく。
[メイン]
根津 次郎 :
死臭漂う、真っ赤に染まった腕を払いながら。
鼻から息を吐き捨て。
[メイン]
DIYUSI :
その光景に少し表情が歪むが…
静かに、祈りを捧げる
[メイン] GM : 目がさえてくると、いつしか赤く鈍重だった空は青空へと変わっており、地平線の先にあったビル群は消え失せ、何処までも白く見えなくなってしまっている。
[メイン] GM : 鳥居は白い不明な空間へとつながり、その先をよく見れば、見覚えのある町並みがぼんやりと映っている。
[メイン]
根津 次郎 :
「……うっし、そろそろかごめのお目目、開けてもいいかもな?」
DIYUSIの方をちらりと見て。
[メイン] 根津 次郎 : 真っ白な空間を、ゆっくりと歩きながら。
[メイン] GM : いつの間にか後ろにいた信号機は全てのランプが青く輝き、電子音の「故郷の空」を絶えず流し続けている。
[メイン] GM : 標識はもはや読み取れなくなってしまっているようだ。
[メイン]
DIYUSI :
「……そうだった、」
車から籠女を下す
[メイン] 根津 次郎 : ……へっ、青信号ん時になる音楽、ってか。
[メイン] 籠女 : 「…っと、あれ?お外が青い!」
[メイン] DIYUSI : 「……籠女ちゃん、根津も」
[メイン] 根津 次郎 : ん。と返事。
[メイン] 籠女 : なあにと、DIYUSIの方に顔を向ける。
[メイン]
DIYUSI :
「……今日の事、内緒ね?」
彼女自身の事は、あまり周りには知られたくなかった
[メイン] 根津 次郎 : その言葉に、ニィ、と意地悪そうな笑みを浮かべ。
[メイン] 根津 次郎 : 「へへへ、DIYUSIの弱み、握っちまったなァ~?」
[メイン] 根津 次郎 : なんて、冗談めかすような口調で。
[メイン] 籠女 : なんのことかわからないような困惑した表情を浮かべるが、そのままうなずく。
[メイン] DIYUSI : 「……もうっ、」根津にふくれっ面を返して
[メイン] 根津 次郎 : はははっ!可愛い顔しやがって!と大笑いしながら。
[メイン] 根津 次郎 : 「─────ま、アレだ」
[メイン] 根津 次郎 : ちらりと、かごめの方を向き。
[メイン] 根津 次郎 : 「母ちゃんは、まだまだ探すから、一緒に頑張ろうぜ」
[メイン] 根津 次郎 : 嘘?ああ、嘘だぜ?
[メイン] 籠女 : 「うん。ありがとう!」
[メイン]
根津 次郎 :
本当のことを伝えるのが誠意?知るか。
本当のことを伝えるのが、絶対に正しいことなわけあるか、ボケ。
[メイン] DIYUSI : 「……」その言葉を聞き
[メイン] DIYUSI : 「うん、きっと外で待ってるよ」
[メイン] 根津 次郎 : な?とDIYUSIの方も見つつ。
[メイン] DIYUSI : そうだ、教えなくていい
[メイン] DIYUSI : これは彼女にとって
[メイン] 根津 次郎 : 「へへ、母ちゃん見つけられるまで、強く生きるんだぜ?」
[メイン] DIYUSI : ”知らなくていい事”だ
[メイン] 根津 次郎 : 「再会した時に、逆にビックリさせちまえ!」
[メイン] 籠女 : 「うん!お母さんが帰ってくるまで、わたし泣かないもん。だって、わたしはもうすぐお姉ちゃんだから」
[メイン] 根津 次郎 : ……ああ、そうだな、かごめは、"姉ちゃん"だからな。
[メイン]
根津 次郎 :
世の中は、面白ぇ刺激があった方が楽しいんだが
……こういうのは、あーんま、楽しかねーな。
[メイン] 根津 次郎 : 「つーわけで、頼んだぜDIYUSI~?」
[メイン] 根津 次郎 : へへへ!と笑いながら、自分の頭の後ろに腕を回しながら、歩き、歩き、歩く。
[メイン] DIYUSI : 「…根津も手伝う、」
[メイン]
根津 次郎 :
「ぐぎっ……!?……へいへーーい、わーったよ」
観念したような顔になり。
[メイン]
根津 次郎 :
ま……出会っちまったからにゃ、仕方ねーか。
これも、ケジメってやつか。
[メイン] DIYUSI : 全くと言わんばかりにため息をつき、そのまま光の先に
[メイン] DIYUSI : もうこの地には薄暗い闇は無い
[メイン] DIYUSI : 「……」
[メイン] DIYUSI : 「この地は浄化された」
[メイン] DIYUSI :
[メイン]
GM :
ふと気がつけば、渋谷の交差点を渡りきったところであなた達は呆然と立ち尽くしていた。
今まで何をやっていたのか思い出せない。時間を見れば、12時10分を回ったところだ。
[メイン]
GM :
あなた達はすぐに、自分が何をしにここに来ていたのかを思い出し、目的の場所へと向かっていくだろう。
だがその時、DIYUSIの背中に、ずしりと重たいものが乗っているのが分かる。
[メイン] GM : 人肌に温かく、すやすやと息が首筋をくすぐっている。
[メイン] 籠女 : 振り返れば、そこに居るのは確か、自分たちと、見知らぬ空間でしばらくの間行動を共にしていた少女……籠女そのものだった。
[メイン] 籠女 : よほど疲れているのか、ぐっすりとあなたに体重を預けて眠ってしまっている。
[メイン] 籠女 : 「お母さん、わたしね、お姉ちゃんになれたよ」
[メイン] 籠女 : 静かに寝言を言って、優しい笑みを浮かべているようだ。
[メイン] DIYUSI : 「……これは…」
[メイン] DIYUSI : 少し、困った
[メイン] DIYUSI : だけど…
[メイン] DIYUSI : 「帰ろう、私も」
[メイン]
根津 次郎 :
道路整備士としての姿に戻り、赤いランプを片手にしながら
DIYUSIの背で眠る少女を見て、フッ、と笑い。
[メイン] 根津 次郎 : 「……最悪のクリスマスにさせるにゃ、胸糞悪ィからな」
[メイン] DIYUSI : 「……ごめん根津」根津の方を振り向き
[メイン]
根津 次郎 :
DIYUSIに、ニッ、と笑みを浮かべ、夜勤を終えた後の空気を満喫するように
ぐいーっと体を伸ばしながら。
ん?と声を。
[メイン] DIYUSI : 「…後よろしくね…」とにかく、この子をどうにかしないとなので、申し訳なさそうにその場を後にするのだった…
[メイン] 根津 次郎 : 「へーへ、あいよっと」
[メイン] 根津 次郎 : さぁて、俺はどうするかって?
[メイン] 根津 次郎 : ああ、んなの決まってらぁ。
[メイン] : ─────そして少年は、闇夜に溶けていったのだった。
[メイン] DIYUSI :
[メイン] DIYUSI : 「ただいま……」
[メイン] NEL : 「あらおかえり~仕事早かったわね~」
[メイン] NEL : 「……あれ?背中に抱えたその子誰?」
[メイン] DIYUSI : 「NEL…」
[メイン] DIYUSI : 「後は…お願い…」
[メイン] NEL : 「えっ!?ちょっと!?せめて事情説明し……!」
[メイン] NEL : 「……あ~らら寝ちゃったわね」
[メイン] NEL : 「……」
[メイン] NEL : 「……また、何かに巻き込まれたみたいね」
[メイン] NEL : 私は、彼女と同じこの世界で、今度こそは彼女を守ってあげようと、与えた重荷の責任を取ろうと決意した
[メイン] NEL : はずなのに…
[メイン] NEL : どうもうまくいかない、
[メイン] NEL : DIYUSIは…DIYUSI自身が怪異である為に
[メイン] NEL : 怪異を引き寄せてしまう
[メイン] NEL : 「……結局の所また苦労かけちゃってるわね」
[メイン] NEL : ……今の私にできることは
[メイン] NEL : 「お休み…」
[メイン] NEL : 保護者として、接することぐらいだ
[メイン] NEL :
[メイン] NEL :
[メイン] :
[メイン]
:
─────冬の真っ暗な夜。
肌を突き刺すような寒さの中、一つの影がビル群を駆け抜けていく。
[メイン] :
[メイン] : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 85 > 成功
[メイン] :
[メイン] : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 73 > 成功
[メイン] :
[メイン] : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 68 > 成功
[メイン] :
[メイン] : CCB<=95 判定【変装】 (1D100<=95) > 54 > 成功
[メイン] :
[メイン] : CCB<=95 判定【鍵開け】 (1D100<=95) > 76 > 成功
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] 根津 次郎 : 「天下の大泥棒、ラット様にかかりゃこんなもんだよ」
[メイン] 根津 次郎 : ─────猫のようなニット帽子を被る少年は、今どこにいるのか?
[メイン] 根津 次郎 : そう、籠女の家である。
[メイン]
根津 次郎 :
籠女は、DIYUSIによって引き取られた。
であれば残すは─────逝ってしまった魂の、供養。
[メイン] 根津 次郎 : 「罰当たりに次ぐ罰当たりってか?」
[メイン] 根津 次郎 : 「知らねぇ~~~!俺、元から社会のダニだしな!」
[メイン]
根津 次郎 :
そうして室内を進んでいき─────。
ガチャりと扉を開け、そして見つける。
[メイン]
根津 次郎 :
「ま……向こうの世界で死んだままってのは、寂しいからな
せめて、こっちの世界に合流できた方がいいだろ」
[メイン] 根津 次郎 : 母子健康手帳を片手に、その少年はまた、闇夜へ溶け込む。
[メイン] 根津 次郎 :
[メイン] 根津 次郎 :
[メイン] 根津 次郎 :
[メイン]
:
後日、その母子健康手帳と共に、水子供養用の地蔵が一つ
とある神社で、ひっそりと増えただとか。
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] GM : あの場所で起きた事が、彼女にとってどれだけ残酷なことなのか。いっそ、命を失ってしまっていた方が楽だったのではないだろうか。
[メイン] GM : 母子家庭で育ってきた彼女にとって、母親の喪失はあまりにもショックの大きいことだろう。
[メイン] GM : しかし、これで良かったのだ。
[メイン] GM : 例え母を、弟を、家族を失えども、生きて帰ることができたならば……。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
シャンクトゥルフ
「鳥居交差点の神隠し」
[メイン] GM : Bエンド:立派なお姉ちゃんになれたよ
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 宴ですわ~!!!
[メイン] 根津 次郎 : 宴だァ~~~~~~~~!!!
[メイン] DIYUSI : 宴だァ~~~~!!!
[雑談] system : [ 根津 次郎 ] SAN : 75 → 81